公開日 2026年09月29日
島根大学は、2026年9月5日から13日までの9日間、学部生を対象とした「インド夏期研修」をインド工科大学ハイデラバード校(IIT-H)において実施しました。本研修は、島根大学とIIT-Hの日印グローバル教育・研究センター(JIGER)が連携して行い、島根大学からは学生11名、ヌータラパティJIGERセンター長および浅井コーディネーターが参加しました。 プログラムには、本学の学生に加え、IIT-Hの学生15名と愛媛大学の学生16名も参加し、大学や国の垣根を越えて交流を深めました。

島根大学、愛媛大学、IIT-Hの参加者全員の集合写真
研修の中心となったのは、IIT-Hの学生とともに受講したM.P. ガネーシュ教授によるPBL(Project-Based Learning)形式の授業です。学生たちは日印混成チームを編成し、与えられた課題について意見を交わしながら、課題解決に向けた新たなビジネスモデルやアイディアを提案しました。
学生たちは、日本とインドでは社会・文化的背景や生活環境などが異なることから、同じ課題であっても問題の捉え方や求められる解決策に違いがあることを実感したと振り返っていました。プログラム最終日に行われたプレゼンテーションでは、各チームが議論を重ねてまとめたアイディアを発表し、その成果を共有しました。また、プログラムの修了にあたり、JIGERから参加学生全員に修了証が授与されました。

議論する学生たち プレゼンテーションの様子

学生の発表に対しコメントをする教員 修了証の授与される学生
左からIITH-HのM.P. ガネーシュ教授、国際関係部長 タルン・パンダ教授
島根大学 ヌータラパティJIGERセンター長
毎日の授業終了後には、IIT-Hの学生が企画したダンスやメヘンディ(ヘナアート)、サリー試着体験などの文化交流プログラムにも参加しました。授業内だけでなく課外活動を通じて、学生同士の交流が活発に行われました。
また、プログラム期間中にはIIT-Hのキャンパスを出て学校を訪問し、現地の学生と交流する機会も設けられました。さらに、ハイデラバード市内を巡るシティツアーでは、大学キャンパス内とは異なるインドの日常や文化、街の活気に触れ、教室では得られない多くの学びを得ることができました。
加えて、本プログラムの実施にあたり多大な協力をいただいたIIT-Hの教職員および学生の皆さんの温かい歓迎と細やかなサポートは、参加学生にとって非常に印象深いものとなりました。異なる文化や価値観を持つ人々との交流を通じて、学生たちは異文化理解を深めるとともに、他者を理解するためには相手の背景や考え方に関心を持ち、対話を重ねることの重要性を学びました。

学校で折り紙を教える学生ら 学校の先生たちと
今回の研修は、参加学生にとって国際的な視野を広げるとともに、自らの価値観を見つめ直す貴重な経験となりました。
JIGERでは、今後もこのような活動を通じて、協定大学との連携をさらに強化し、学生の国際交流およびグローバル人材育成の機会を充実させてまいります。
なお、本研修の成果や参加学生の学びを広く共有するため、2026年10月30日(金)に報告会を開催する予定です。参加学生が現地での体験や学修成果について発表し、本プログラムを通じて得た気づきや学びを報告します。
